毛玉河原の落書(新)

受験勉強プロデューサー「けだま」こと武田真樹のブログ。

中高生のための世界史読書案内―ハイレベル思い出話の続き、からのチリのHip Hop

こないだの記事で紹介した、

ハーバードのSさんが読んでいた2冊はこちらです。

 

まずマクニール『世界史』 

 

 

 これね、Sさんと話してから慌てて読んだんだけど、
もう7年も前のことなのでもう1回今読み直してます。

 

それからナオミ=クライン。

 

 

おお、2冊並べるとこうなるのか(笑)。かっこいい。

 

 2011年発売かー。

ちょうどSさんと出会った年だなあ。

でもSさんは確か、原書で読んだって言ってて驚いた。

この本の存在自体Sさんに教えてもらったんだよな。

訳書があるなんて最近まで知らなかった。

Sさんがこの本を教えてくれたのは、この本がテーマにしている、

チリアジェンデ政権打倒からの、ピノチェト軍事独裁政権成立

についての授業後だったと思う。

(アジェンデは入試にもよく出るぞー)

 

で、この本に至っては、僕、まだ読んでないです。。。

こちらも、これを機会にこれから読みます。

 

不勉強ですみませんが、

2冊とも、けだま判定はこれからということで(笑)。

 

 

かわりに、

ナオミ=クライン『ショック・ドクトリン』に関係のある

チリの曲を紹介します。

その名も「Shock」。

youtu.be

 

チリのミュージシャンAna Tijoux(アナ=ティジュ)が

『ショック=ドクトリン』にインスパイアされて作った曲で、

背景としてはピノチェト独裁政権以来の、

教育を市場原理に委ねる新自由主義」的な改革

(日本でもジワジワ進んでるやつ。

「身の丈に合った教育」―貧乏人は貧乏人なりの教育でよし!ってやつ)

に対する若者たちの抵抗運動の広がりがあって、

その中で一種アジテーションソングとして作られた感があります。

2011年南米は熱かったんですね。

 

この曲の背景に関しては、

詳しくは、こちらのブログでも述べられています。

ameblo.jp

 

へえ、奇遇ですね。

このブログも

けだまさんていう人が書いてるんですね

でももうしばらく更新されてないみたいですね。(チーン)

なんか有意義なコメントのやりとりがされてますが

全く記憶になかった。。

 

まあしかし、時代背景が分かると

この曲の

「La hora sono La hora sono」(「時が来た 時が来た」)

と決起を煽るフレーズなどは

なかなか感動的、ビリっときます。

 

五感を刺激しながら世界史を、現代社会を

学んでいこうぜ!